こんにちは!りくです。
目次
ドロップシッピングとは?
「ドロップシッピング」とは、
商品を仕入れなくても
ネットショップを作れるシステムのことです。
ドロップシッピングサイトに登録されている
商品を、自分で作ったネットショップで
売ることができます。
ネットショップで商品が売れた場合、普通は
自分で商品を発送しなければいけません。
ところが、ドロップシッピングでは
ドロップシッピングサイトを運営する会社が
購入者に商品を発送してくれるのです。
そして、商品の金額から仕入れ料金を引いた
差額が手数料として振り込まれます。
メルカリとドロップシッピング
メルカリとドロップシッピングを使って
在庫を持たずに商売をしている人がいます。
「メルカリ」とは、ネット上の
フリーマーケットのようなもので、
誰でもスマホやパソコンから気軽に商品を
出品して売ることができるのです。
通常、自分のいらなくなったもの、リサイクル
ショップに持って行くようなものをメルカリに出品
して買って貰うのですが、商品を仕入れてメルカリ
で転売するという商売をしている人もいます。
中にはドロップシッピングサイトの商品を
メルカリに転載している人もいるのですが、
メルカリでは無在庫販売が
公式に禁止されているのでやめましょう。
メルカリで無在庫販売を行うと
アカウントが強制停止されてしまいます。
ドロップシッピングを行うときは、
自分でサイトを立ち上げた方が良さそうですね。
ドロップシッピングの作業内容
では、ドロップシッピングを始めるときに
どのような作業を行えばいいのか解説します。
まずは、
ドロップシッピングサイトに登録しましょう。
ドロップシッピングでは商品を提供してくれる
「ドロップシッピングサイト(ドロップシッピングASP)」
にかならず登録する必要があります。
次に、商品を販売する
ネットショップを立ち上げましょう。
もしサイト構築が難しければ、
日本で最大手のドロップシッピングASPの
「もしもドロップシッピング」では簡単な
設定だけでネットショップが作れるという機能
があるので、初心者にはおすすめです。
ネットショップで
商品を紹介したら終わり、ではありません。
ASPで提携終了したものや人気のないもの、
在庫切れの商品などを違う商品に差し替える
管理をしていく必要があるのです。
ずっと放置していると
売り切れの商品ばかりになってしまいます。
売れるコンテンツを提供するため、
維持管理はしっかりと行いましょう。
そして、ネットショップを作ったら、
広告やプロモーションで集客する必要があります。
SNSを活用したり、SEO対策を行うなどして
サイトに人を集める活動をしていきましょう。
広告費がかかってしまいますが、
リスティング広告も有効な方法です。
ドロップシッピングのメリット
ドロップシッピングは在庫を持たなくても良い
ドロップシッピングのメリットとして
まず挙げられるのが、
「在庫を持たなくても良いこと」です。
在庫リスクがないので
初心者でもはじめることができます。
仕入れ先を探す必要もありません。
ドロップシッピングは労力があまりかからない
ドロップシッピングでは、
梱包・配送作業をしなくても良いので
普通のネットショップを運営するのに比べ
作業に時間がかかりません。
商品を紹介するページについても
既に作られているので、
ブログなどを使って誘導するだけ
といったように気軽に始められます。
また、商品についてのサポートや
問い合わせ、お金の請求などといった
顧客とのやりとりもしなくて良いので
時間に縛られず作業することが可能です。
ドロップシッピングのデメリット
ドロップシッピングは利益率が低い
仕入れを行わないために、
自社の商品を売る場合や一般の商売に比べ
利益率が低くなっています。
ドロップシッピングの利益率は一般的に
商品価格の5〜20%といわれており、
10%程度をめやすにしている人が多いようです。
ドロップシッピングでない、仕入れを自分で行って
売る場合、20〜30%の利益率をとることが多いので
ドロップシッピングの利益率は低いといえます。
100万円を売り上げて10万円利益がでるのと
20万円利益がでるのとでは大きく違いますね。
この利益率の低さが
「ドロップシッピングは稼げない?」
といわれる一つの原因でしょう。
ドロップシッピングは売りにくい
ドロップシッピングの商品は
一般のネットショップに比べて
価格が高く設定されています。
仕入れの値段を自分で決められないので
安易に販売価格を下げると
自分の利益がなくなってしまうからです。
もしAmazonや楽天などのサイトで
同じ商品が安い値段で売っていれば、
なかなか買って貰うことはできません。
また、送料を自分で決められないことも
売りにくくなる原因のひとつです。
他のサイトで「送料無料」や
「○○円以上の購入で送料無料」などで
同じ商品が売られていると見劣りします。
ドロップシッピングで稼ぐには?
ドロップシッピングでは、利益率が低く
売りにくいのであまり稼げなかったという話も
聞きますが、実際にドロップシッピングで
大きく稼いでいる人がいるのもまた事実です。
では、ドロップシッピングで稼ぐためには
どのように運営していけば良いのでしょうか?
他のショップと差をつける
ドロップシッピングでは、
「送料無料にする」
といった付加価値をつけることができないので
不利だという話はしました。
ですが、ドロップシッピングで稼いでいる人は
それ以外の要素で「付加価値」をつけています。
例えば、
「商品の紹介がわかりやすく信頼できる」
そういうサイトを作ることができれば付加価値
となるので、値段が高くても、送料がかかっても
あなたのサイトで購入してくれるでしょう。
同じ商品でもアイディア次第で、
お客さんが買ってくれるかどうか
分かれてくると思います。
自分で実際に商品を買ってみて
購入者の体験談として説明するのも方法です。
ドロップシッピングの商品の中には
写真が少ないものがよくありますので、
自分で撮ったきれいな写真を掲載することで
販売に結びつけることもできます。
また、まだブームになっていない製品を狙って
自分でブームを作る方法もあります。
他のサイトがまだ注目していない、
話題になる前に扱っていると
売れる確率も高くなりますね。
ドロップシッピングでは
どうやって売っていくのか
創意工夫が必要となります。
在庫を持たなくて良いなどリスクが低い分、
自分で売り方を工夫していきましょう。
利益率を上げてみる
一般的に利益率が低いドロップシッピングですが、
価格を上げて利益率を上げることも考えましょう。
1万円で利益率10%をとる場合の利益は1000円、
100万円分売れば10万円が利益となります。
しかし、利益率が20%の商品は
100万円売れば20万円が利益となるので、
その差は10万円と大きいです。
値段を下げて売るのではなく、
創意工夫をした上で値上げをして利益率を上げる
ということを考える必要があります。
また、他に競合が少ない
ニッチな商品を狙うことで
価格を上げても売れるかもしれません。
マニアが多い商品を狙ったり、
悩みを解決するような商品も
価格を上げても買う人は多いです。
しっかりと利益を確保するには
商品選びも大切だということですね。
商品選び、売り方に工夫をすれば
ドロップシッピングで
在庫リスクを抱えずに稼ぐことは可能ですよ。