
終身雇用制度が崩壊しつつあり、また年金も貰えるかどうか怪しくなってきている昨今。
「お金について将来が不安でしかない」「将来のお金を稼ぐためにやるべきことって一体何だろう?」
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、将来不安しかない人がお金を稼ぐためにやるべきことを、詳しくかつ分かりやすく説明していきます。
この記事を読めば、なぜあなたが将来に不安を抱えているのかが分かり、またその不安を解消するための方法を知ることができるでしょう。
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お金に関する将来の不安をなくすには?

お金に関する将来の不安をなくすには、何が不安なのかを具体的に把握して、その問題を洗い出していくことが大切です。
将来が不安な人の多くは漠然とした不安を抱えていることが多く、何が不安なのか分からないから余計に不安になっていることが多くあります。
人間というのは得体の知れないもの(例えば幽霊やUFOの類など)に不安を感じるので、まずは何が不安なのか正体を把握しておくことが大切なのです。
その上でどういった将来を迎えたいのか、そのためにはどれだけのお金がいるのかを、具体的に考えていきましょう。
具体的な不安の正体を把握する
まずは具体的な不安の正体を把握しておかなければ、その不安を取り除くことはできません。
なぜなら、原因の分からないものに対していかなる施策を打ったところで、当たるも八卦当たらぬも八卦の博打になってしまうからです。
多くの人が抱えるお金に対する将来の不安には、具体的には以下のようなケースが挙げられます。
- ローンの返済
- 結婚にかかる費用
- 子供の教育費
- 趣味や生きがい
- 住まいにかかる費用
- 年金
- 自分や家族の健康
- 老後の人生設計
もしかしたらあなたの抱えている不安も、これらの項目に当てはまるものがあるかもしれません。
分かるだけで気持ちが楽になったりするので、まずはあなたの不安の正体がどのようなお金の使い道にあるのかを深掘りして探っておきましょう。
自分のライフプランを考える
上でお金に対する将来の不安をあぶり出した上で、自分の理想のライフプランを考えていきましょう。
もちろん、人生はライフプラン通りにいくわけではないですが、ある程度の目星をつけておくことでどれくらいのお金が必要なのかを把握することができます。
具体的には、以下のように人生で起こるイベントを時系列でライフイベント表にして書き出してみるのが良いでしょう。
- 30歳:結婚
- 32歳:出産
- 35歳:マイホーム購入
このようにまとめてみると、30歳までに結婚の費用が必要で、35歳以降はマイホームのローン返済が発生することが想定できます。
より具体的なお金の流れを把握することで、問題が明確になり「不安」から「解決」へステップを進めることができるのです。
収入と支出のバランスを考える
上で作ったライフイベント表に近い理想の人生を送るには、これからある程度の貯蓄が必要になってくることがわかったかと思います。
ただ、収入と支出のバランスが悪いといくら働いても働いても貯蓄は全く増えていかないということになってしまいます。
まずは、毎月の収入と支出を把握するところから始めて、収入を増やし支出を減らすことを考えましょう。
より具体的な方法については、以下で説明していきます。
お金を稼ぐためにやるべきこととは?

将来のお金の不安を解消するためには、額の違いはあれどお金を稼がなければいけないというのは誰にでも共通していることです。
終身雇用制度がなくなりつつある今日、今まで通り会社に勤めることが安定とはいえなくなってきています。
また、会社に勤めていわゆる給料をもらうという働き方では、収入の天井がある程度決まっており将来の全ての不安を取り除くほどに稼げる可能性は非常に低いです。
具体的には年収でいうと1,000万円くらいが、サラリーマンの稼げる限度額といったところになります。
では、そんな中でお金を稼ぐためには一体どんなことをやっていけばいいのか、以下で詳しく見ていきましょう。
好きな仕事を見つける
お金の不安を解消し天井なくお金を稼ぐためには、収入が固定化されないフリーランスとして働いたり起業したりした方が良いです。
そして、その大前提となるのが「好きなこと」を仕事にするということになります。
なぜかというと、好きなことを仕事にした方が圧倒的に仕事量が増えるので、思考回数が増えてPDCAが回りやすくなるからです。
好きな仕事の具体的な条件には、以下のようなものが挙げられます。
- 前向きに取り組める仕事内容である
- 一緒に働きたいと思える仲間がいる
- 精神的に無理のない働き方である
好きなことを仕事にするというと、とかく「仕事内容」に目がいきがちですが、仕事仲間や働き方も非常に大切な要因です。
総合的に考えた上での「好きな仕事」を選ぶようにしましょう。
生活費・固定費を下げる
「好きな仕事」を選ぶ上でネックになってくるのが、最初から好きな仕事だけで生活できるだけのお金は稼げないということです。
なぜなら、始めたばかりの頃はスキルも乏しく、また信頼も0に等しいので仕事すらまともに受けられないからです。
ただ、生活費・固定費をぐぐっと下げることで、好きなことを仕事にできる可能性がかなり高くなります。
下げられる生活費・固定費としては、具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 家賃
- 通信費
- 移動費
- 交遊費
無駄に大きな家に住んでいたり、大手キャリアでスマホを契約していたり、車を持っていたりすると自然と支出は増えます。
田舎や海外(特に東南アジア)に移住する、格安SIMに乗り換える、電車移動にするなどで必要のない生活費・固定費はカットしましょう。
手に職をつける・商品を作る
フリーランスとして働いたり、起業したりするということは、具体的には手に職をつけて商品を作るということです。
会社員のように給料をもらう場合、そのお金は基本的には労働に当てた時間への対価ということになります。
一方、フリーランスや企業はどうやってお金を得ているかというと、スキルや商品を売ってその対価としてお金を得ているわけです。
- フリーランスエンジニア→WEBサイトを作れる技術を売っている
- フリーランスライター→コピーライティングという技術を売っている
- アパレルメーカー→服を売っている
- カフェ→コーヒーや軽食を売っている
つまり、手に職をつけたり商品を作ったりすることで、その分野でお金を稼ぐということが可能になります。
あなたの好きな仕事が見つかったら、それに関するスキルを付けたり、商品を作ったりしていきましょう。
好きなこと・スキルがない人がやるべきこととは?

上では好きなことを見つけたり、スキルを身に付けたり、商品を作ったりすることが稼ぐためには必要だと説明しました。
ただ、「好きなことなんてない」「スキルなんてない」「作りたい商品なんてない」とあう方も多いのではないかと思います。
日本人の多くの人は会社で働くための教育を受けてきているので、こういった悩みを抱えるのは当然なので安心してください。
ここでは、どうやったら好きなことや作りたい商品が見つかるか、スキルをどうやって付けていけばいいのかを説明していきます。
興味のある分野の人に会いに行く
好きなことや作りたいものがないのであれば、既にフリーランスとして働いていたり、起業したりしている人に会いに行くのがおすすめです。
アイデアは一人でに浮かび上がってくるものではなく、今までの経験や知識から生まれるので多くの人のアイデアを吸収するのが効果的といえます。
具体的には、TwitterやFacebookなどのSNS経由で探すと、自分の興味・関心に近い分野の人と会える可能性が高いです。
さらにいえば、会った人に知り合いを紹介してもらうと良質な出会いが連鎖していくので、積極的に人に会いに行くことをおすすめします。
最初は手探りですが、続けているうちに目的が生まれてきて、その目的に従って人を探すようになっていくでしょう。
働きながらスキルを身につける
今現在すでにお金に困っていて、人に会いに行っている余裕なんかないという人は、働きながらスキルを身につけるのがおすすめです。
スキル0でも採用してくれる会社は多くあり、研修を受けてスキルを学びつつ、お金を稼ぐことができます。
例えば、フリーランスのWEBマーケッターになりたいならマーケティング会社に就職する、フリーランスエンジニアになりたいならIT企業に就職するなどです。
独学で勉強してフリーランスとして働くのもありですが、会社で働きつつお金をもらいながら学んで独立するのも1つの選択でしょう。
将来のお金が不安なら好きなことでスキルを身につけるべし

今回は、将来不安しかない人がお金を稼ぐためにやるべきことを、詳しくかつ分かりやすく説明してきました。
本記事の要点は、以下の通りです。
- お金に対する将来の不安をなくす第一歩は、不安の正体を具体的に把握することである
- 好きなことで手に職を付けたり商品を作ったりすることが、これからの時代は大切である
- 好きなことを見つけるために人に会いに行く、働きながらスキルを付けることは今から始められる
この記事を参考にして、なぜあなたが将来に不安を抱えているのかを把握し、その不安を解消するための方法を実践していってください。